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オーガニック革命

10日発売になったばかりの高城剛氏の新刊「オーガニック革命」を読了。本作も、前作に劣らない氏の痛快生活の一端を垣間見ることができる。 本書は、タイトルの通り国内で流行中の上っ面なエコ、オーガニックブームの横っ面をブン殴る側面は当然あるものの、…

生き方とアートの常識を覆した28人のやんちゃ坊主たち

毎日一人ずつ(2〜3頁)読むと、ちょうど1ヶ月ぐらいで読み終えることができる。ア・ウェイ・オブ・ライフ 28人のクリエイタージャーナル (P-Vine Books)作者: 竹村卓出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク発売日: 2009/06/19メディア: 単行本購入…

美しい言葉

全体的に久々買い、の充実した内容。特に、橋本治のよくわかる美文講座は、かつて広告批評を毎号買っていた向きにはオススメ。 あとは、速水健朗氏解説の「甲本ヒロトの歌詞(ことば)」も良い。どんなことが書いてあるのか、何となく読む前から既にわかって…

パーソナル・エフェクツ/藤原ヒロシ

週末風邪で病んでいたこともあり、脳内アドレナリン放出も兼ねてHFの最新刊「Personal Effects」をゲッツ。 HF氏が、自身が保有するお気に入りのアイテムから100点を厳選して紹介するというシンプルながら味わい深い一冊。 掲載アイテムはデニム、革ジャン、…

渋谷のクリエイティブ・スタイル via.EYESCREAM

EYESCREAM (アイスクリーム) 2009年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: USEN発売日: 2009/09/01メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見るBEASTIE BOYS in SHIBUYA!!が特集されている今売り号のEYESCREAM。立ち読み推奨!既報の治療前に行われた取材内…

宇多田ヒカル書き下ろし「点-ten-」から見えた心象風景

殊更ファンではなかったのですが、会社の人からの戴き物、宇多田ヒカル書き下ろし書籍「点-ten-」を読みました。 タレント本というのは、得てして誤解を招きやすいものです。 しかし、どのジャンルでもそうであるように、一流を極めたヒトってのは、そもそも…

相場師一代 是川 銀蔵

相場師一代 (小学館文庫)作者: 是川銀蔵出版社/メーカー: 小学館発売日: 1999/09/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 52回この商品を含むブログ (16件) を見る 是川銀蔵 是川銀蔵(これかわ ぎんぞう、 1897年7月28日 - 1992年9月12日)は日本の投資家、相…

77人、わが座右の銘(諸君!)

通院に行った帰りに、ふらり祐天寺駅ガード下の書店に寄ったところ、諸君!の最新号が目に留まり、くだんの特集が面白そうだったので久々に買ってじっくり読んでみた。 特集の冒頭文句がすばらしい。 一寸先が闇のこんな時代だからこそ、あらまほしきは先達…

全国数千万のD.T.たちに捧ぐ、わりと全作品が発売中

オーケンを好きになったのはわりとD.T.じゃなくなったころだったと思いますが、そんなことはカンケーなく、ぼくたち真性のD.T.たちが待ち望んでいた書籍「大槻ケンヂ20年間わりと全作品」が21日から、全国でわりと絶賛発売中、なはずです!大槻ケンヂ20年間わ…

22雑誌の記事がタダ見!Yahooの新サイト

雑誌記事や、掲載に至らなかったいわゆるボツ記事までもを再編集、無料で閲覧可能なサイトがOPEN。 その名も「X BRAND(エックスブランド)」。 http://xbrand.yahoo.co.jp TUGBOAT様がお付けになったネーミングにイチャもんつけないよーに。 毎日更新し、月…

ニッポン産フリーペーパーの雄 dictionary20周年

クラブキングこと桑原さん編集人のdictionaryが2008年4月10日号を以って、どうやら20周年のお祝いとのこと。 20執念といってもおかしくないぐらい着実な実績は、読者としても諸手を挙げて賞賛したい。 「20年を全部見る?」ってことで、dictionaryのサイトが…

Web2.0を体感したできごと 書評→著者降臨

前回のエントリーにて、経済学者田中先生の新刊本について取り上げ、感想をつらつら書いたわけですが、著者ご本人のブログ(Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ)にて、なんと名指しでご返信というか、メッセージをいただいておりました。(感動!!) …

「不謹慎な経済学」は確信犯的に不謹慎ではない

田中先生の書いた新刊本「不謹慎な経済学(講談社BIZ) (単行本) 」を読んだ。 著者の本を読むのは学生ぶりかもしれない。 最初大学生の時読んだのは、経済学界以外に衝撃を与えた「エコノミストミシュラン(単行本 - 2003/10)」。その次に、大学院生の時に読ん…

自分探しが止まらない お説ごもっともでございます

「自分探しが止まらない/速水 健朗(ソフトバンクパブリッシング)」を読んだ。 端的に著者の首尾一貫した主張を言うと、こうだ。 ・自分探しに勤しむのは、団塊ジュニア(ロストジェネレーション) ・自分探しは、誰かの食い物にされてるよ ・海外をバック…

天璋院篤姫 スイセ・ンッテレ・ベルヂャネーゾ

現在、NHK大河ドラマで放映中の「篤姫」をみたことがある諸兄はいらっしゃるだろうか。 前回の大河ドラマ「風林火山」の影響で、第一回の視聴率は後塵を拝しているようなんだけど.... この篤姫、原作は宮尾登美子氏の『天璋院篤姫』で、昭和五十八年から五十…

「中国 ― 神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド5 隣りの大国とのつきあいかた」を読了

読了したのは、先日のオーストラリアにゆくカンタス航空の中なのだが、生きた証として記しておく。オーストラリアに、いざゆかむという時に、あえて中国本を読む無粋。しかも、隣のシートにはFATな韓国人女子(おそらく大学生)ときていることから、日本人の…

ざっくり分かるファイナンス読了

ざっくり分かるファイナンス−経営センスを磨くための財務−を読了ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書)作者: 石野雄一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/04/17メディア: 新書購入: 22人 クリック: 169回この商品を含むブロ…

『芸術脳』 芸術は、苦悩か、快楽か、爆発か

1ヶ月ぐらい前に読んだ本が、床に放ってあったので、奥のほうに片付ける前にログを残してみる。この本は、フリーペーパー『dictionary』に掲載されていた、茂木健一郎氏と10人のクリエイターとの対話集で、この10人というのがエライ豪華なわけ。dictionaryと…

オーケンの初版本ゲット! ステーシー/大槻ケンヂ

帰宅途中、疲労でよろよろと歩を進めておったら、なぜか久しぶりに通りの古本屋に。 しばし陳列棚を物色し、衝動買いをするまいと心に深く戒め目線を最下段に移したところコレですよ。 オーケンのステーシー、しかもハードカバーで初版本!これを奇跡と呼ば…