女子高へスネーク 学園祭

千葉県のとある進学校、しかも女子高の学園祭へ行って来ました。
学校の内部に足を踏み入れるのはかなり久しぶりであったため、無駄に緊張した。が、「職員室」とか「進路指導室」やら「自習室」の札を目にするたびに、うをー！アガるー！、まぁそんな心持ちで、それぞれ生徒さんの出し物なんかより、こういった自然な風景に、静かに感動した。
一番アガったのが、階段。
階段。この何気ない風景、誰しも特徴的な思い出があるかと思う。
何気なくも特徴的な思い出が多く潜む階段であるが、それと過ぎるとなぜかそんな思い出となるようなエポックメイキングな出来事がさっぱり起きなくなる、それが階段。

遅刻ぎりぎりで駆け上がる階段、休み時間に駆け下りる階段、あのコに告白した階段、防災訓練時にちんたら下りて叱られた階段、自由なお喋りができるが故に立候補した掃除当番箇所の階段、スカートのなかのひとがじっくり見える俺だけのポイントがある階段、萌え女子がコケざるを得ない階段、勝ち気な女子が2段飛びで下りる階段、踊り場の壁両サイドが姿見になっていて無限ループを体感できる階段（踊り場）、13段ある階段で怪談などなど、階段には階段の数だけ会談があり、実際目の前には、大人の階段のぼるキミはまだシンデレラさ、がいるわけである（ややエロ）。
そんな大人の階段をしみじみと噛み締めながら、恍惚の表情でパシャパシャカメラを構えていると、もちろん女生徒や、英語教師ダニーから怪訝な表情をされたのだが、特にやましいこともない僕は、いざとなれば出るトコ出てやろうじゃないか、最悪このカメラのメモリーをくれてやる、心のフィルムには深く焼き付けられてるぜ、と腹を括り、薄気味悪く写真を撮りまくっていたのでした。
他にも階段フェチの方いらっしゃいましたら、是非呑みながら小一時間ほど、良い階段について語りましょう。
そして、どなたかに今後の進路について真剣に相談しましょうか....