全ヤクルト(飲料)ファンが知るべき「ヨーグルッペ」の大人買い

ヨーグルッペって、南九州限定商品だったのか・・・。
寡聞にして知らず。
ひいき目にみなくても、これはかなりうまいことを冒頭にて宣言したいと思います。
幼少時に「ヤクルトを1リットルのペットボトルで一気飲みしてー」と一度でも思ったことがある方は、間違いなくハマることうけあい。
そもそもヤクルトより芳醇な濃厚さを湛え、酸味がいい感じで押さえられつつも、乳酸菌飲料としての品格はきっちり保っているという奇跡のドリンコが、ヨーグルッペ。
風呂上りなんかは特に重宝されていた記憶があります。
ヨーグルッペを牛乳で割る、という焼酎文化の国から産まれた"飲み方"も子供同士の間では当然だったように思います。

「九州から本州へ引越しされた方からは、どうしてもこの味が忘れられないとの声が多く、ケース単位のご注文を頻繁にいただきます。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091192942416.html

うー納得。

ほか、スコールという飲み物も南九州ではド定番で同じく乳酸菌飲料ですが、スパークリングものもあります。

また、鹿児島県のセイカ食品という"白くま"など鹿児島ご当地菓子メーカーが出していた「デカバー」というアイスが、男気あふれており、全国民に声を大にしてオススメしたいところ。
まだデカバーが存在しているのかはわかりませんが、さっぱりめラクトアイスをピーナッツチョコでコーティングしているだけというシンプルな躯体ながら、とにかくデカさにこだわったという、ネーミングと商品自身から、薩摩の一本気をからだ全体で感じ取ることができる秀作です。明治維新のアイス版が、確かにそこにあります。

対抗馬として、若干おしゃれ目の「ブラックモンブラン」という同じくチョコ系のご当地アイスもありましたが、僕は断然、漢の中の漢アイス「デカバー」信徒でした。
当時、小学校低学年だった僕は、50円(その後60円に値上げ)を握り締め(多分道で拾った)駄菓子屋に向かった覚えがあります。

最後、まるで終戦生まれの三丁目なエピソードに聞こえますが、僕は完全にロスジェネ世代ですので。

ちなみに、デカバーのジャケットに書かれていたコピーは

「LLなのだ!!」「君は食えるか!」

長渕イズム。
南日本酪農協同株式会社のサイトを是非とも参照されたい。
http://www.dairy-milk.co.jp/top.html