ありがとう!ハリー細野。最高すぎた

shuntastic2007-11-03


ハリー細野、かなりGJ。
発売すぐに購入後、何かと忙殺されてあまり積極的に聴けてなかったんだけど、ハリーが言うように「なんかいい感じだよ」。
ワルツやブギウギ、バップとかもありつつ、全体に芯の通ったこのウエスタン、カントリーが心地よすぎる。これまでのテクノのカヴァーとか、提供曲のセルフカヴァーもあるし、何よりハリー自身のVo.が、還暦の渋みで縁側で緑茶をすするTOM WAITS。この肩の力の抜けた感じは、逆立ちしても僕達青二才には出せません!参った。もう参った。自然に30回ほどリピートしてしまうこの醸造されまくった珠玉のナンバーは一体なんなんだ。やっぱり「幸せハッピ〜」と謳うハリー自身が大好きだ!
このレベルになると、難しい音楽理論や勢い、夢、熱、そんなもんはブラックホールに投げ込んじゃって、残ったものが「おらぁ好きな時に好きなことやる」というジョージ所イズムであることが地味に伝わる。
とにもかくにもヘヴィローテでしばらくいきそうだ。細野さんの歌、マジでグっとくるよ*1
そういや今年もFUJIでハリーを遠くから眺めたなあ。
ついでに、ブックレットのライナーがとてつもなくヤバいです。すげーです。読んでみて。
とにかく細野作品の中で、僕が知る限りベストだ。

FLYING SAUCER 1947

FLYING SAUCER 1947

*1:マイクが超オールドで、反響などが凝ってるものらしい