ニッポン産フリーペーパーの雄 dictionary20周年

クラブキングこと桑原さん編集人のdictionaryが2008年4月10日号を以って、どうやら20周年のお祝いとのこと。
20執念といってもおかしくないぐらい着実な実績は、読者としても諸手を挙げて賞賛したい。


「20年を全部見る?」ってことで、dictionaryのサイトがすごいことに。


dictionaly
http://dictionary.clubking.com/index.html


「DICTIONARY LIBRARYは、ゆるやかに進化するメディアです。」と、所在なさげな風を装いながらも、実は気合が入りに入りまくったこのサイトは、正にぼくらが見てきたdictiionaly ismです。
なんてったって、中身が全部見れるんですからね。
あの頃、せっせと集めて回ってコンプした割に、いつの日か少年ジャンプとともに捨ててしまっていた(スミマセン)1ページを1ページを、こうやってアーカイブしてくれたクラブキングの太っ腹加減にまた惚れちゃうワケです。


ちなみに僕は大学4年生のときに、dictionaly編集がしたい!と、クラブキングに履歴書を送ったことがありますが、「中の人などいない!(採用活動などしていない)」ということで華麗にスルーされ、涙に暮れたという経験がございます。


ぼくらの教科書dictionaly。今後も愛読者として、応援させていただきます。


ということでお後がよろしく終わりたかったのですが、dictionalyに一家言ある者として記したいのは、ちょっとアレな方向に走りがちな面があることですね。そっち方面への言及は、逆に品格を落とすだけなのでやめてほしいです><

報道ステーションの反逆 桑原茂一Dialy
http://202.218.113.107/~kuwaharamoichi/D2/archives/2008/04/post_107.html
>河野太郎に一票!


衆議院議員 河野太郎 「ごまめの歯ぎしり
http://www.taro.org/blog/index.php/archives/855
>核のごみ捨て場も確保できない原発に本当に将来があるのか。
>自然エネルギー100%が人類が向かうべき方向だと思っている。
>問題は、それをいつ達成するのかということだろう。


この見識はいったい・・・・・。


ロッカショ 2万4000年後の地球へのメッセージ

ロッカショ 2万4000年後の地球へのメッセージ


これらを読むと相変わらず坂本龍一センセは、どっからかカネもらってるのか?ってくらいに原発方面へ反対してますなあ。
音楽の才能は知性とは別、という好例のピエロとして、その存在感を確立しています。
ちなみに最近出たYMOのDVDは持ってます。その辺は切り離してたのしもう。

貴社出版物「ロッカショ」に対する抗議文 エネルギー戦略研究会(EEE会議) 2008/3/3
http://wwwsoc.nii.ac.jp/aesj/snw/media_open/document/rokkasho_kougi080303.htm
一々取上げるにも足りないと考えましたが、余りにも事実と異なる内容が多く、読者をミスリードすることにより、我国にとって益々重要となるエネルギー問題について一般市民の判断を誤らせるものであると考え、抗議の気持を籠めて項目毎に反論します。


桑原さんも、虚心坦懐に勉強されたい、と謹んで申し上げ候。
トンデモ活動家坂本くんとつるむdictionalyは、本気と書いて本当にヤです><
人口動態とエネルギー食料問題は、国家百計の大計。



上記書籍「ロッカショ 2万4000年後の地球へのメッセージ」について、amazonのレビューに秀逸なコメントがあったので、記念カキコ

気分だけの環境活動は環境破壊になることもある, 2008/2/1
By 菅谷梨沙子 "地球と自然が大好き" (青森県上北郡六ヶ所村)


単刀直入に言えば、この本は愚か以外の何者でもない。
有名人が環境に配慮していますよと名前を売っている活動にも見えるが、彼らは環境問題やエネルギー問題を全く理解しようとしていないと見受けられる。原発核燃料サイクル=危険の頭空っぽのイメージ戦略には、環境やエネルギーを真面目に考える僕らにとって邪魔以外の何者でもないのでやめてもらいたい。


(中略)


原子力のリスクのみに注目し、それに対してバカの一つ覚えのように反対を唱えるのは、進歩的な議論とはいえない。環境問題を解決するために必要なのは、何よりもリスクとベネフィットを比較し、ベターなソリューションを提案することなのだ。

世界を動かす石油戦略 (ちくま新書)

世界を動かす石油戦略 (ちくま新書)