朝霧ジャムは揺り戻しフェス

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土日を使って、静岡県は富士山麓で行われた朝霧ジャムに行って来ました。

意外にも?朝霧は初参加です。
今年はFUJI ROCKは不参加だなあと思っていた後に訪れた朝霧初参戦でしたが、なんともビューティフルなフェスという印象。
どこに行っても芝生ってのは、想像以上に自然を感じさせるし、どこでも寝っころがって音楽を聴けるし、そのまま眠れるんだ。

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フジロックでは観れない、Mt.FUJIを拝めるというのはご愛嬌で、参加者からこれまでも幾度と無く聞かされていたとおり、限られたスペース、限られた人数、限られたアーティストで、みんなでダラっと過ごせるところがポイントだ。


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フェスが大量生産され、かつあらゆる世代に対応すべく大型化が図られている中、規模をある程度で留め、ヘヴィリピーター創出を念頭においているように見える朝霧ジャムは、かつて大量消費大量生産でマスを狙ったところから、成熟社会でロイヤルカスタマー創出へ移行している日本経済の縮図のようでもある。


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そういう意味において、朝霧ジャムはもっとも現代的なフェスと言えるかも知れない。
そして、ヘヴィリピーター創出の様々な仕掛けは、確実に僕の心を捉えたかもしれない。

・朝霧ジャムが想定しているターゲットは20代後半〜30代なので、むやみやたらに暴れる子ども達が少ない。(多少は居る)
・アーティストの選定が、良くも悪くも比較的渋い(特に今年は渋め)
・炊事や絶好のテントスペースなどアウトドアレジャーに力が入っている


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音楽フェスだけど音楽フェスじゃない色が強い。
そこがよいね。
アウトドアレジャーに音楽がくっついている感じだから、多くのフェスと逆なのだ。
そろそろ単なるliveよりもアウトドアの方が楽しくなっちゃう、そんなアラサーアダルティなぼくたちにぴったり。


ロックスターの自覚が出てきたという佐藤タイジの名言で終わります。


「俺はー、税金払う時も、職業欄に"ロックスター"って書くようになった」

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