ダイナミック インナーイヤーヘッドホン audio-technica ATH-CK7
久々にイヤホンを新調しました。
僕にしてはめずらしく特に下調べ無しで、ひとりビックカメラで試聴すること2時間。
購入したのは、このaudio-technica ATH-CK7(¥9,800@渋谷ビックカメラ)です。
かなり悩みました。
もちろん音質も重要ですが、CPとのバランス感もこの景況感からいえば相当重要。
ということで、イヤホンには1万円程度のご予算です。
ちなみに、ぼくがイヤホンやヘッドホンを買う際の基準は以下のとおり。
- 音像はクリア!絶対に音がこもらない!こもった音聴くぐらいなら雑踏の音色歓迎。
- 中音、高音が耳障りでない程度に前にでていること(低音ばかり出てるのはイヤ)
- あたりまえだけど、自分の耳にフィットして長時間つけていられそうなもの
つまり、音質に関して受け付けられないのは、なんとかの一つ覚えみたいに流行の低音をバカスカ鳴らしたり、クラヲタ*1だけが買いそうな「繊細命」の下半身ふにゃふにゃみたいなのは×。
断然、クリア重視です。
そしてアルペジオのひとつひとつ、ギターやドラム、ベースなどそれぞれの音が分解されて飛んでこないとだめです。
ちなみに、そんな僕のDJ用のヘッドフォンは、SONYのMDR-Z700DJ。
SONY 密閉型ヘッドホン DJモニター用 MDR-Z700DJ
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
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んで、今回とりあえず印象に残ったのは下記です。(試聴自体は、10種類ぐらい試しました。)
- Bose® in-ear headphones
- audio technica ATH-CK7
- audio technica ATH-CKM70(CK7の後継)
- SENNHEISER CX500
即却下。酷いの一言。
Boseはご存知のとおり「中低音バカ」の称号が相応しいメーカーです。
でもイヤホンは、いい値段取ってるしちょっと違うんじゃないかなと一抹の期待したぼくがの方がバカでした...
中二病のごとく中低音のみがアホほど出てる音楽風景が好きな方以外にはオススメできません。
- audio technica ATH-CK7
良いです。
原曲よりもちょっとだけ低音を押し出しつつも、中音、高音のバランスもよい。
シンバルがシャンシャン耳に煩いということもなく、ギターの高音チョーキングでイライラさせられることはありません。
もうちょっと来てもいいかなってぐらいにマイルドな感じ。
密閉感が、ぼくの特徴の無い一般的な耳孔にちょうど良いというのもグッド。
- audio technica ATH-CKM70(CK7の後継)
上記CK7の後継であるからといって、それが改善されているとは限らない、という印象。
中高音は、CK7よりクリアで綺麗。これは勝っていると感じました。
しかし、そのクリアさの代償として、低音が犠牲になっています。
ピアノソロとか聴くにはすごく向いてます。
- SENNHEISER CX500
ドイツの音響機器メーカーSENNHEISERはDJ用ヘッドホンでも人気があるだけに、さすがの仕上がりとです。
個人的には中音が少なく、ギターのその辺りの音が引っ込んでる気がして、物足りなさを感じました。高音、低音はそこそこ前に出ていて、いわゆるドンシャリサウンドに近いです。
ギタリストなら分かってもらえそうですが、マーシャルアンプで作ったドンシャリに似ています。
ロック的には好きな音です。
DENONとか他にもできれば試聴したかったものがありましたが、2時間、試聴可能な範囲でストイックに聴き比べした甲斐があって、非常に満足の音ライフがはじまっています!
audio technicaは廉価版のイメージが強いですが、殊、ヘッドホン関係は相当イイモン作ってますよ。
新しい音楽ライフがはじまりそうで、ダイアモンド愉快愉快!
audio-technica ダイナミックインナーイヤーヘッドホン ATH-CK7
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2005/11/25
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*1:クラシックオタク