Redioheadの新譜『In Rainbows』がかまびすしい今日この頃、ロックしてますか?

shuntastic2007-11-09


僕のラジオ頭はチューナーが狂っているせいで、昔から彼らについて全く興味と情熱と財布の中身が沸いてこないのですが、今回のこの新譜もきっとすばらしいことなのでしょう。タダでも、HDDの容量を喰うかと思うとDLする気さえおきないってことは、ファンからすれば、もはや末期がんとエイズと子宮外妊娠の併発としか思えないことかもしれませんが、これはなぜなんだぜ?

鹿野さんのレビュー。

2007/10/10 (水)
■ 『IN RAINBOWS』を聴いてる
今日からダウンロード販売が開始されたレディオヘッドのアルバム『IN RAINBOWS』を今まさに、ゲットして聴いてる。
うわー、これ凄くいい。
あらゆる技法や時代感や代弁が入っているし、今回のリリース方法を含めていろいろな役割があるんだろうけど、
何しろ「音色」と「うた」がいい。
打たれた、そして撃たれた。
音楽は音楽だ。ただの音楽だ。だからこそ素晴らしい。
http://www.inrainbows.com/Store/Quickindex.html

素敵なレビュー。これからの長い人生の間で機会があれば聴いてみよう。
外付けHDD買ったら落としてみるか。
でもあれですね。大変そうというか、常にイノベーションの進化を求められ続けて、エレクトロニカとかやってみたけど、うわっ最先端の俺らにしては微妙に遅れてるっつか俺らじゃなくてもsublime recordsとかwarpに任せておけばいいし、ってなって、久々に初期パンでも聴いてみたら、やっぱロックは初期衝動じゃん!ってな感じなんですかね。

翻って僕の最近のヘビーローテーションは、断然「MELT-BANANA」、絶賛一押し中でございます。
ぼーっとしてたら、いつのまにか何か出てました。
彼らの音楽の何がすごいって、Bad brainsに似てる日本のハードコアバンドとか言われたりするけど、このミックスジュース感というか、30種類のフルーツミックスジュースにテキーラと焼酎が溢れんばかりに入っていて苺がトッピングされている贅沢感じゃないだろうか。
マジでショットガンで撃たれるよ。
日本では、新宿とか大久保とかでしれっとLIVEしてたりしてるけど、UKとかUSじゃPUFFYに並ぶ人気だ。

The Japan Timesの記者SIMON BARTZ(邦訳shizu)によると、

メルト・バナナが、ヨーロッパおよび全米で最もポピュラーなジャパニーズ・バンドの一つとして君臨しているのには二つの理由がある。

その1:日本を活動拠点とするバンドの中で海外公演本数が最多であること。
その2:実験的要素の強い音楽性にも関わらず、実際聴き入ってしまえるほど質の高いオリジナルなサウンドを紡ぎ出しているということ。

10年前の結成以来、彼らのファン数は世界中で膨れ上がり、今ではバンド史上最大級の名声を手にしている。アルバムのエンジニアやミキサーには、米インディ・ミュージック界のカリスマ、スティーヴ・アルビニ、そしてジム・オルークを迎え、BBCの伝説的DJ、ジョン・ピールさえも虜にしてしまったほど。また、スリップノット、メルヴィンズ、ニューロシスといったバンドのライヴでオープニング・アクトを飾り、その他多数の海外アーティストの来日ツアーではホスト役をも務めてきた。

ティーヴの実績は本気でヤバい。そのお眼鏡にかなったこのバンドは相当ヤバい。

現在の音楽トレンドは、レディオヘッドの希薄さやガレージ・ロック・ブームなどにも見られるように、ベーシックへの回帰を重視しているようだが、メルト・バナナは相変わらずその潮流を逆行している。
最新アルバム『セル・スケイプ(2003)』は、ノイズと粗削りな部分を残しつつこれまでの作品と比べ、よりスムーズでメロディックサウンドに仕上がった。
http://www.badbee.net/japanese/a-zbands/2004.02.18_meltbanana.html

すげーわかる。わかるぞー。
彼ら(彼女ら)は間違いなく稀代のバンド。
7034

Bambi's Dilemma

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