Osanpoマップはじめました
結構、エーっといわれることも少なくないのですが、ぼくは散歩がすきです。
無類の散歩好きかと問われれば、それほどでもなく、特に健康に気を遣っているわけもないので、なかんずく趣味に「散歩」と書いたりすることはないのですが、散歩がすきなのだからしょうがない。
しかも、できるならば、どーしようもなく何の変哲もない路地が好みです。
洗濯のにほいとか、側溝のかおりとか、小窓から見える風呂場の天井とか、窓に貼られたボブマーリーらしきポスターとか、瀟洒なマンションから洩れる上質な喧騒とか、やわらかい白熱球とか、アルファロメオの上で眠る安っぽい三毛猫とか、そんな嘘のような本当の生活感がナマナマしい路地を歩くのがこの上なくだいすきです。
要は、ナマがすきです。
たぶん、いつぞやか、大学生の頃ぐらいか。
わすれたけど横尾忠則の「Y字路」というシリーズに出会ってから、あああああ、なんてこった!と脳天カチ割られ、Y字にこだわらずM字でもなんでも路地がすきになって久しいです。
同時に、路地や小道から突然啓けるように、圧倒的に出現するでっかい公園も好きになりました。
ちっちゃいのも好きですけど。
横尾先生のY字路には、アーティスティックなアレコレが凝縮されているのですが、そんなこと関係ナシに、なんとなく路地が好きだぜ!
そこから啓ける公園(オアシス)を目指して、歩いたり、チャリンコ漕いだり、近くのカフェにお茶でも飲みにいこうなんて電話をかけて、駅からの道を行こう、君の住む部屋へと急ごうってのが、左サイドバーのOsanpoマップです。
いくつかレコメンが既に登録されておりますが、老若男女だれも編集可能なので、ぜひオススメスポットを路地(ストリート)ビューでおしえてください。
画像は先日の土曜夜、広尾周辺路地を歩いたときのもの。
- 作者: 横尾忠則
- 出版社/メーカー: 東方出版
- 発売日: 2006/01
- メディア: 大型本
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